薬局譲渡物件の内装デザイン

譲渡物件は薬局経営に必要な設備が揃った物件でもあるため、独立開業を目指す薬剤師の方々にとっては魅力的といえるのではないでしょうか。薬局譲渡・開業サポートをさせていただいている弊社にも、物件を選ぶ際のポイントについてのご相談を多くいただきます。

従業員の導線の確認
薬局の内装デザインで大前提となるのが、機能的な導線づくりです。スムーズなサービス提供には欠かせないものであり、どこに何があるのかが、わかりやすい機能的な収納は調剤ミスを減らすリスクマネジメントを行なう上でも重要になります。薬局譲渡された物件での開業をお考えの方は、実際の現場で考えられる動作をリストアップし、実際に現場で確かめてみることも重要です。
利用者が安らげる素材や色合い
「病は気から」の言葉どおり、体調を崩して薬局に訪れる利用者は、具合の悪さだけでなく、心細さを感じていたり、気が弱くなっていたりするものです。安心感を与える内装デザインは、利用者の印象を良くする空間づくりにおいて重要なポイントとなります。薬局譲渡を検討される上でも、細部にまで配慮が行き届いている物件は、査定額の相場も比較的高くなる傾向にあります。
待ち時間を感じさせない工夫
薬局でサービスを提供する上では、調剤の処方や管理に慎重を期すことが求められます。
しかし、それが利用者の待ち時間を長くしてしまうというジレンマもあるでしょう。もちろんスムーズなサービス提供も大切ですが、慎重さや安全・確実性に最も比重を置くべき薬局では、待ち時間を感じさせない工夫も重要となります。例えば、癒しの映像や寛げる音楽を流せる機器を導入したり、小さな子どもを飽きさせないおもちゃコーナーや付き添いの方が楽しめる読み物コーナーを設置したりすることも、薬局の内装デザインとしてのポイントとなります。
弊社では、開業の際の内装デザインについても
アドバイスさせていただきます。

薬局の独立・開業に伴う手続きは他の業種の独立・開業に比べてデリケートな場面も多く、内装ひとつとっても、一般的なサービス業とは異なることが多くあります。そのため若い薬剤師の方からは、どのようなことから始めれば良いのかわからないという声も多く聞かれます。弊社では、薬局開業コンサルタントとして開業支援サービスを提供しております。開業資金や物件探しのご相談はもちろん、内装デザインのアドバイスに至るまでお手伝いさせていただきます。